タウンズヴィルとはオーストラリアのクイーンズランド州・東岸のまちです。
多くの日本人からあまり知られていないまちですが、自然あふれる素敵なまちなのです!
そこで、ここではタウンズヴィルでの楽しみ方を紹介します。
タウンズヴィルの位置
まず、日本では知名度の低い「Townsville(タウンズヴィル)」というまちですが、オーストラリアのクイーンズランド州・東岸に位置し、有名なグレートバリアリーフへのアクセス地点にもなっています。
約350km北にケアンズ、約1350km南にブリスベンといった日本人に人気な都市があります。
タウンズヴィルの魅力
ここではタウンズヴィルのまちの魅力を3つ紹介します。
地元民の生活の雰囲気を感じられるまち
タウンズヴィルは、ケアンズやブリスベンなどの大都市とは異なり観光客のためという色があまりないまちです。
それなので、UGGなどのオーストラリアで有名な観光客に人気のあるブランドのお店など、ケアンズでは至る所に並んでいますが、タウンズヴィルでは見られません。
しかし、タウンズヴィルで普段生活している人々の暮らしに近い滞在を体験することができます。
バス路線
中心地から郊外までバス路線が広く存在し、観光客がレンタカーを借りなくても様々な場所へ行くことができます。
しかし、バス路線が多く便利な反面、気を付けなければならないのが、乗るバスが目的地にたどり着くかどうかということですよね。
バスに乗る時は運転手に、自分の行き先にたどり着くかどうかを必ず尋ねる方が良いですよ。
また、その時に行き先のスペルをメモした地図があると確実です。
豊かな自然
海や川が中心地のとても近くにあります。
魚も見え、釣りを楽しむ人の姿も見られますよ。
また、郊外に少し行けば、緑が多くなり、植物の多い大きな公園なども楽しむことができます。
オーストラリアでよく名の知れたJames Cook University(ジェームズクック大学)では、キャンパス内にカンガルーや大きな鳥などの動物が出現し、日本とはまた違う自然豊かなキャンパス風景も見ることが可能です。
おすすめスポット
ここでは、タウンズヴィルに行ったらぜひ訪れてほしいおすすめスポットを2つ紹介します。
キャッスルヒル
タウンズヴィルで最も有名な観光スポットの1つであるキャッスルヒルという山は、タウンズヴィルのホテルやお店が多く並ぶ中心地域から徒歩圏内にあります。
キャッスルヒルは286mの高さで、登山道を利用すると、登山口から山頂まで大体40~60分で登ることができますよ。
また、途中にある山頂付近の駐車場まで車で行くことも可能なので、簡単に山頂に行きたいときはそちらのルートを利用すると良いです。
山頂からはタウンズヴィルのまちを一望でき、また、見る方角によっては港や海を大パノラマで見られます。
reefHQ Great Barrier Reef AQUARIUM
タウンズヴィルの中心地域から港の方に行くとたどり着く、reefHQ Great Barrier Reef AQUARIUMはグレートバリアリーフにいる魚をメインに展示した水族館です。
展示魚数が多く、サメやエイなどの大型の魚やヘビなどの爬虫類も展示も見ることが可能です。
また、ここはウミガメの保全もプロジェクトの一環として行っており、傷ついて保護されたウミガメを間近で見られる展示スペースもあります。
水族館内にはレストランやグッズ販売コーナーもあり、食事や買い物も楽しむことができますよ。
日本からの主なアクセス
日本からタウンズヴィルへの飛行機の直行便はありません。
ケアンズかブリスベンでオーストラリア国内線に乗り換える必要があります。
それなので、ケアンズかブリスベンに飛行機が出ている国際空港が出発地点になります。
ちなみにオーストラリアで主流なカンタス航空を利用すればJALマイルが貯まるので、マイルを貯めている方は海外の航空会社と日本の航空会社のマイル提携を良く調べてから旅行計画を立てると良いです。
ケアンズかブリスベンでオーストラリア国際線に乗り換え、タウンズヴィルに行くことも可能ですが、クイーンズランド州鉄道というものも存在します。
この鉄道はケアンズからタウンズヴィルを含む他の都市も経由してブリスベンまでつながっている鉄道です。
所要時間は長いですが、ゆっくりとした移動を楽しみながらタウンズヴィルを目指す方は利用してみるのも面白いでしょう。
まとめ
タウンズヴィルは観光向けといった雰囲気ではないので、海外でショッピングを楽しみたい方には、いささか物足りないかもしれません。
しかし、海が近く、自然も豊かで、何よりも人もまちも観光客に媚びていないところが私は居心地の良さを感じました。
海外旅行に求めるものは人それぞれですが、そこに住んでいる方たちと近い環境を楽しみたい方に、タウンズヴィルはとてもおすすめです。
日本ではなかなか知名度の低いまちですが、とても素敵なまちなので今回紹介させていただきました。