エメラルドグリーンに輝く山口県下関市の海。
そんな素敵な海がある下関周辺・山陰側のおすすめダイビングスポットをご紹介します!
生物を楽しむダイビングスポット
水中の生物を見るのが好きでダイビングを趣味にしている人は多いのではないでしょうか。
下関の海では、太平洋側の色とりどりの魚とは異なり、色は地味であるが、食卓に並ぶような、私たちの生活の中でよく見られる魚の泳いでいる姿を楽しむことができます。
ここでは、生物を見ることを楽しめるダイビングスポットを2つご紹介します。
室津
下関市の中心エリアであるJR下関駅から、車で40分ほど山陰に上ったところに室津は位置しています。
ここには漁礁が沈められてあり、潜ると、たくさんの種類の魚を見ることができます。
特におすすめなのが、夏頃から秋にかけて見られるタツノオトシゴです。
運がいいとゼブラ柄のタツノオトシゴを見ることができ、珍しい生物を楽しみたい方にはたまらないポイントです。
また、夏の半ばくらいからはミノカサゴが増えてきて、その美しい姿を写真におさめるダイバーが多くいます。
もちろん、ミノカサゴには毒があるので細心の注意を払う必要です。
阿川
JR下関駅から、車で1時間半ほど山陰に上ったところに阿川は位置しています。
ここには、海草畑である藻場が存在するので、多様な魚種を楽しむことができます。
ここでは、群れで泳いでいる魚がよく見られます。
また、下関の海ではウミウシの種類が多いので、色々な種類のウミウシを見つけて写真を楽しむダイバーが多いです。
そして、阿川は下関で最も人気のある観光地の1つである角島に近いので、ダイビングの前後どちらかに角島を観光することも可能で、下関旅行を満喫したい方におすすめです。
地形を楽しむダイビングスポット
海の中の地形を見ることが目当てで、全国の海を回るダイバーも少なくないのではないでしょうか。
ここでは、地形を楽しめる下関周辺のダイビングスポットを2つご紹介します。
吉母
吉母というまちはJR下関駅から車で約30分ほど山陰側を上って行ったところにあります。
吉母のオオコラ海岸は、遠浅の海で美しい砂浜のあるビーチです。
ここでの見どころは、サメの形をしたシャーク岩が海の中にあることです。
この海では、シュモクザメが打ちあがったこともあるほどで、潜っている時にサメを見ることもあるかもしれません。
レアなことで嬉しいですが、その時はサメを刺激しないように遠くから観察し、ダイビングを楽しみましょう。
青海島
青海島は下関市の隣の長門市に位置し、JR下関駅から車で約2時間半の距離です。
ここには、洞窟があり、地形派ダイバーがこれを目当てにたくさん集まります。
洞窟内での生物の動き方の観察なども楽しみの1つですね。
海水浴場からエントリーするので、遊泳客がたくさんいるところを潜っていくということに少し注意が必要です。
周りをよく見て、トラブルが起こらないように注意しつつ楽しんでください。
ボートダイビングを楽しめるスポット
ボートダイビングをするとより深い海を楽しむことができ、また違った世界を見ることができるので、とてもおすすめです。
ここでは、ボートダイビングができる下関市周辺スポットを2つご紹介します。
蓋井島
JR下関駅から車で約30分の吉見港から船が出て、蓋井島に行くことができます。
蓋井島沖の見どころは何といっても沈船!
2隻の船が沈んでいて、漁礁代わりとなりたくさんの魚を楽しむことができます。
また、船の中を探検することもできるので、沈船ダイビングが好きな人におすすめです。
相島
相島は萩市からボートが出ている島で、その波止場まではJR下関駅から車でおよそ3時間くらいかかります。
下関の中心地からは遠いのですが、ここ相島沖の海は格別で、魚の種類も多く、大きく色鮮やかな魚も見ることが可能です。
またイルカが集まることもあり、運がいいとイルカと一緒に泳ぐことができます。
そして、この相島は相島スイカが有名で、スイカの季節に上陸すれば美味しいスイカを楽しめます。
まとめ
ダイビングが趣味で日本全国の海を回る人も多いですが、本州の端っこというアクセスが決して良くない下関の海に潜りにくる方はそう多くないと思います。
しかし、下関周辺の海はとても美しく、より多くのダイバーの方に知ってもらい、楽しんでもらいたかったので、今回は下関周辺のダイビングスポットについて記事にしました。
是非、下関周辺の海に訪れ、海や魚の美しさを体験し、ここにしかないダイビングを楽しんでください!