スパイスカレーをもっと極めるために、カレーに入れるとまた違う風味を楽しむことができる食材をご紹介します。
今回はカレーのスープの部分をより深く楽しむ方法に焦点をあてていきます。
色々な味のカレースープ
スパイスカレーの味は決してスパイスだけに左右されるわけではありません。
炒め方、調理の時間、食材…様々な要因がその日のスパイスカレーの味を決定していきます。
その中で、カレーのスープの部分が特にカレーの風味を決定するのに大きな役割を担っています。
以前ご紹介した基本のスパイスカレーではカレーのスープは、最後に煮込むときに入れるトマト缶のみで作られていました。
しかしそれでは、コクが足りないとか、酸味が強いなと思われる方もいるでしょう。
それなので、今回はカレーのスープに加えるとまた違った味が楽しめる食材を3つご紹介します。
ココナッツミルク
ココナッツミルクが好きという方は多いのではないでしょうか。
ココナッツミルクはスパイスカレーでは頻繁に使われます。
ココナッツミルクを入れると、基本のスパイスカレーのトマトの酸味が緩和します。
しかし意外とさらさらとしているので、コクが欲しい方は入れすぎ注意です。
エスニックな味が好きな方はココナッツミルクがとてもおすすめです。
辛さを薄めることはできますが、ココナッツミルクは甘いというわけではないので、もし甘くするために加えたいという方がいたら、ココナッツミルクで味が甘くすることはできないので気を付けてください。
豆乳
豆乳はスパイスカレーをマイルドな味わいにするためにとても便利です。
ココナッツミルクと役割が大きく変わるわけではありませんが、ココナッツミルクよりも味や香りが柔らかいと感じる方が多いでしょう。
もちろん牛乳でも代用可能です。
しかし、ヴィーガンの食生活を送っている方には、豆乳を使うようにしましょう。
豆乳の味やにおいが苦手という方でも、基本のスパイスカレーにトマト缶を加えるタイミングで一緒に混ぜ込んで煮てしまえば、豆乳の味や香りは弱くなるので安心してください。
また、豆乳は大豆を主成分にしているので、栄養価が高くてとてもおすすめです。
ヨーグルト
ヨーグルトが大好きで、毎日食べるという方も多いのではないでしょうか。
実は、ヨーグルトはスパイスカレーととても相性がいいのです。
何といっても、ヨーグルトをスパイスカレーに加えるとコクが出ます。
町中のインドカレー屋さんでもヨーグルトを利用して、辛さを抑えたり、コクを出しているお店が多いです。
ヨーグルトは辛味やスパイスの独特な風味を抑える効果が高いので、お子様向けのスパイスカレーを作る時に便利です。
スパイスカレーを簡単にもう一歩深く楽しみたい方は是非ヨーグルトを加えてみてください。
まとめ
今回はスパイスカレーをより深く楽しむために、スープの部分に加える食材を3つご紹介しました。
ココナッツミルク・豆乳・ヨーグルトです。
この3つは、スーパーでもそろえることができる食材なので、是非試してみてください。
スープにも一工夫加えて、自分だけのオリジナルのスパイスカレーを是非極めていきましょう!